これならできる!デザインの作り方
 
テンプレートをダウンロードしよう
  みなさんこんにちワン。ポチです。
今回から早速ポストカードを題材にデザインデータを作っていくよ。まずはじめに、みんなには下記のリンクからテンプレート(雛形)ファイルをダウンロードしてほしいんだ。デザインを作るときの基本的なルールでトンボ(※1)と呼ばれるマークをデータ上につくらないといけないんだけど、これが結構めんどくさいので、おいらが前もって作ったデータをどーん!と大サービスで配布しちゃうわん。それじゃ、自分のOSに対応した圧縮形式のものをダウンロードしてみてね。
   
  デザインポチ※1:トンボ
いくつか役割があるみたいだけど、断裁位置の目印のこと。真ん中の十字型の印がトンボに見えることからこう呼ばれるようになったのだトカ。とりあえずは最終的な仕上がりのサイズだと思っておけばおっけーだわん。
   
  テンプレートをダウンロード→[ for MacOS(.sit圧縮) | for Windows(.zip圧縮) ]
   
  ダウンロードは無事できたかな?ダウンロードしたファイルは圧縮してあるから、解凍しないとそのままじゃ使えないんだ。ファイルはメジャーな形式で圧縮してあるから、こだわりの解凍ソフトを持っている人は早速解凍してほしい。持ってない人は、下記のリンクから解凍ソフトをダウンロードして解凍してみてほしいわん。
   
  解凍ソフトをダウンロード→[ for MacOS | for Windows ]
   
  うまく解凍できたら、フォルダの中に『template_t.ai』と『template_y.ai』という、Adobe Illustrator形式のファイルが入っていると思うんだけど、それぞれポストカードサイズ(100×148mm)の縦型と横型のテンプレートファイルになっているんだ。縦型のデザインを作りたい人は『template_t.ai』を、横型のデザインを作りたい人は『template_y.ai』を使ってほしい。この連載では、縦型のデザインを作ろうと思うので、『template_t.ai』を開いてみるゾ。
   
  さて、ファイルをAdobe Illustratorで開くと、図1のような画面が出てくると思うんだけど、なんだか妙なマークがついてるよね?これが例のトンボなんだ。その内側に青いラインが引いてあると思うけど、仕上がりはこの範囲で断裁されるってこと。だから、文字なんかはこのラインから外に配置すると切れちゃうので注意が必要なんだ。ラインぎりぎりに配置するのも断裁の誤差できれちゃうことがあるから、ラインから内側へ3mmは余裕を見ておくといいんだヨ。逆に、背景に使った模様や写真なんかは、ラインの外側に3mmほど余分につけておくといい。この余分のことを『塗り足し』(図2:図1左上の拡大図)といって、これがないと断裁の誤差で周りの紙の白い部分が残っちゃったりするから、カッコイイものを仕上げるための必須テクニックなんだわん。
  テンプレート    トンボのご説明
   
  次回は、デジカメで撮った写真などを利用する方法について説明するわん。お楽しみに。
   
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